検索エンジンを考えたウェブサイト構成は、上位表示において必要不可欠です。
ウェブサイト制作時に検索エンジンの性質を考慮することによって、
ウェブサイトアップロード後の検索エンジンからのトラフィックが大きく変わります。
検索エンジンとウェブサイトの関係においてプラスになる要素、マイナスになる要素を解説いたします。
- 1.Flashの多用は避ける
- 2.イメージマップは多用しない
- 3.サイトマップを作成する
- 4.トップページのファイルサイズ
- 5.JavascriptやCSSの注意点
- 6.フレームを出来る限り利用しない
Flashの設置は避ける
今ではほとんどFlashで作られたサイトや、Flash自体見かけなくなりましたが、Flashは検索エンジンがクロールできないのと、iPhoneやiPadなどで表示ができないので、SEOの観点からもユーザー視点からも問題です。
今ではFlashはマイナスの要素だらけなので、即刻排除したほうがいいと思います。ワンポイントでFlashを利用することは、問題はありませんが、今後Flashは排除されていく世の流れですので、新しいものに置き換えるなど対策はしておいたほうが良いです。
画像だけでウェブページを作成しない
画像だけでページ作成されているページをランディングページのデザインでよく見かけます。
Googleのクロールで何の画像かは認識できません。
alt属性で何の画像かは設定はできますが、Goolgle検索順位に好影響するほどではありません。
重要なのはテキストですので、画像と一緒にテキストを配置するといいでしょう。
イメージマップは多用しない
イメージマップとはgifやjpeg等を座標で区切ってリンクをつけたものです。
一般的に地図等で使われることが多くあります。
イメージマップも検索エンジンによっては認識されにくいケースがあります。
検索エンジン最適化において、クローラー(検索ロボット)がどれだけリンクを辿れるかが重要になります。トップページ等でイメージマップを利用すると、場合によって、検索エンジンがリンク先を読めなくなり、正確にインデックス出来ない事があるようです。
現状ではイメージマップを認識する検索エンジンも増えてきましたが、
イメージマップを利用する際に検索エンジンの妨げにならないかを考える必要があります。
サイトマップを作成する
サイトマップを作成することは検索エンジンにおいて非常に効果的です。
サイトマップには一般的にサイト内のすべてのページへのリンクが書き込まれます。
何故サイトマップが検索エンジンに対して効果的かというと、クローラー(検索ロボット)がサイトマップを訪れたときにすべてのページをサイトマップで見つけることが出来るからです。サイトマップのように、サイト内のすべてのページをまとめてインデックス出来るようなページを作っておくことは、非常に効果的です。
トップページのファイルサイズ
検索エンジンは比較的ファイルサイズの小さいトップページを好む傾向があります。
ユーザーにとってもファイルサイズの小さいページは読み込みも速く、快適なナビゲーションが出来ます。特にGoogleでは50k以上のhtml(イメージを抜かしたhtmlのみのサイズ)は、読まれにくい傾向があるようです。
JavascriptやCSSの注意点
JavascriptやCSSの利用は使い方によっては全く問題はありません。
特にCSSは、使い方によって論理タグの大きさ等を調整することも出来るので、有効に活用してください。Javscriptで問題になる場合は、テキストリンクをJavascriptで生成している場合です。
この場合、一般の検索エンジンはJavascriptを認識できず、リンクがクロールされない場合があります。Javascriptの容量が大きくなる場合には、Javascriptを.jsファイルで外だしすることをお勧めします。